仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、産業廃棄物処理業許可申請と永住許可申請、さらには株式会社設立に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「やってみせ、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば人は育たじ」という山本五十六の名言があります。日本流コーチングの心得としてよく引用される言葉です。ただ、私は以前からこの「やってみせ」の前にもう一言何かが足りないと思っていました。
有能なマッサージ師の方から相談を受けました。「なかなかスタッフが育たないんです。私から少しでも技を盗み、学ぼうとする意識が低いんです。どうしたらいいでしょう?」。なたでしたらどうアドバイスされますか?
私はふとヒラメイてこう申しあげました。「スタッフさんに『いつも働いてくれてありがとう。何もお返しはできないけれど、私のできる最高のマッサージを受けてくれない?』と言って体験してもらうのはいかがでしょう?素人考えですが、体を使ってのお仕事ですから、口で教えるよりも、体感してもらった方が、スタッフさんの成長も早いと思うのです。『さすが師匠、ここはこうするのか~』と体で理解し、後から『どうしたらああいうふうにできるんですか?』と質問に来られるかもしれませんよ」。
するとその方は、膝をたたきながら、「それは面白い。目から鱗。やってみます。スタッフたちの驚く顔が楽しみです」。意気揚々と帰っていかれました。お見送りしながら「この方はいいと思ったことは即実行する。だから成功されるんだな」と感動しました。「やってみせ」の前に「やってあげ」。私もチャレンジ中です。