仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、入管法在留資格認定証明書交付申請書を提出に仙台入管へ、午後は、建設業許可申請と株式会社設立に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
ある方からご相談をいただきました。「おかげさまで、コンサルタントの仕事は順調なのですが、悩みが一つあるのです。それは、実は自分自身が一度も経営者をやった経験がないのです。その道のたたき上げで、現場をやってこられた大先輩の方々に、一度も経営者を経験していない自分が、色々アドバイスしたり、提案したりすることに負い目を感じるというか、申し訳ないような気がするのです。」。
そこで、私はこう申し上げました。「経験がないからいいんですよ。現場経験を積んでいると、
その体験にかえって囚われてしまって、『自分はこれでもって成功したから、あなたもこうしなさい』と自分のやり方を押し付けてしまう危険性があります。いろんな枠に囚われないで、常にお客様目線に立って自由な発想ができる強みをあなたは持っていると言うことです。激動の時代にあって、柔軟な発想力こそ求められています。“ない”からこそ“いい”ということもあるんですよ」。その方のホッとした表情の中に、確かな希望を感じておられると確信しました。