仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、国籍帰化許可申請に関するご相談をお受けいたします。また午後は、行政書士会宮城野支部の監査会に出席いたします。
今日は、渡辺裕子先生の言葉のご紹介です。
保育園でお話をさせていただきました。いただいたテーマは、「上手なほめ方、しかり方」。お母さんたちがとても関心のあることなのだそうです。ほめて育てたらいいか、叱って育てたらいいのかと、迷うのだといいます。
どちらも必要なことではありますが、、どちらかにしぼるようなことではないですね。ほめられるってうれしいけれども、もっとうれしいのは、存在がほめられること、存在が喜ばれていると感じることなのです。たとえ、うまくできなかったときでも守られていると感じることができたら、何よりの自身になっていきます。何かができることへの自信はいつも上がったり下がったりで揺れ動きますが、存在が喜ばれていることの自信は決して揺るがない安心となります。
「~ができてよかった」という視点から「この子と居ることがうれしい」の感じ方に高めていきたいですね。そして、叱るときには存在にはふれないことです。行為だけを叱ればいいのですが、つい、存在までだめと言ってしまいがちです。「こんなこともできないおまえはどうしようもないね」「お母さんはお前といるのがはずかしい」などと言ってはいないでしょうか。
存在はいつでも受け入れられていると感じながら、だめなことはだめとしつけられていくことが大切です。
「お母さんはあなたのこと大好きだよ。でもこれをするのはよくないことだからやめようね」と伝えます。存在と行為を分けて叱ることで、こちらも感情的にではなく、しつけとしての愛情が育てられていくようです。