仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の礼拝に出席いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くのである。 [コリントの信徒への手紙二・4章18]
これは使徒パウロが、コリントの信者たちに書き送った手紙の一節です。
当時のコリントは町の南北に二つの港を有し、たいへんに栄えた商業都市でした。パウロがこの町をギリシア地域の布教センターも選んだのも当然でしょう。わたしも二度ほどこの遺跡を訪れましたが、ここに引用した句を思い、感慨もひとしおでした。
さて、この句の意味について、あらためて解説する必要はありません。頭では、だれでもよくわかっているからです。しかし、実際の行動面ではどうでしょうか。
わたしたちの日常は、ちょうどこれと反対になりがちです。目に見えるかたちの美しさだけを追いかけて、目に見えないものの本当の美しさに気づこうとしないのです。
聖書は教えます、「見えないもの」に目を注げ、と。この句を常に心に保ちたいものです。