仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。また午後は、産業廃棄物処理業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
最近は、インターネットの普及にともない、著作権をめぐるトラブルも国際化していると言われています。数年前、あの有名なミュージシャンでアメリカの国民的英雄であるボブ・ディラン氏が、ある日本人作家の小説の一部を自分の歌詞に盗作していたことが判明し、国際的なニュースになりました。ところが盗作された被害者である本人の佐賀純一さん自身は、意外なコメントを発表しました。彼はインタビューにこう答えたのです。「とても驚いているが、光栄に思う。本は何度も読んでもらえないが、歌は何度でも聞いてもらえる。ディランのインスピレーションのネタになり、作品の中に自分の言葉が交わり、それを聞いてみんな感動してくれることは、素晴らしいことだ」。
私は、このコメントを読んで、思わず「素晴らしい」と言ってしまいました。佐賀さんの人柄や、何を信念として生きておられるのかが、私の心の伝わってきたのです。良い悪いを超えた豊かな世界に生きておられるからこそ、このようなゆるしの言葉が生まれるのでしょう。「万事相働きて益となる」と聖書にありますが、いつもこの視点に立つときに、人は誰でもこの世界に生きることができます。ちなみに佐賀さんはニューズウィーク紙「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選ばれました。