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いい予想・明るい未来

菊地茂

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 本日は午前中、一般社団法人設立申請のため書類に押印をいただきにお客様のところへお伺いいたします。また午後は、精神障がい者の方の就労支援に関するご相談をお受けいたします。


 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。


 「いい予想」を立てると「いい事」が起こりやすくなります。「え?いい予想を立てても、そうでなかったらもっと落ち込むんじゃないですか?」と言われそうですが、それでも「いい予想」を立てると、「いい事」に関心が向くので、「いい兆候」に気づく。結果として気分が良くなり生産的に日を過ごせます。
 「悪い予想を立てて、有事に備える」というのは、日本人の得意とするところで、素晴らしい持ち味ですが、二つの弱点があります。第一は、悪い予想を立てると、悪いことばかり気になるので、悪いことを逆に引き寄せてしまいます。「あの木にぶつからないように、あの木にぶつからないように」とスキーをしていたら、その木にぶつかってしまうのと同じです。第二は、悪い兆候ばかり気になるので、自分の周りで起こっている「いい事」に気づけなくなってしまいます。
 「いい予想」を立てたからといって、必ずそうなるとは限りませんが、「悪い予想」を立てて、毎日憂鬱で動けなくなるよりはずっとベターです。ただし、「最悪のシナリオを立てて、それに備える」ことを否定しているのではありません。それ以上にしなくてはならないのは、「良い予想を描いて、今をしっかり生きる」ことだと申し上げたいのです。悪い兆候を敏感に察知する能力も大切ですが、いい兆候を敏感に察知する能力を磨くことはもっと大切です。結果としてあなたの明るい未来を開くのです。


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