仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、午前中産業廃棄物処理業許可申請のご相談を、午後は郡山市で建設業許可申請を検討されている会社様のご相談をお受けいたします。また、「オリーブの風」では心の障がい者の方の就労支援相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
アインシュタインのエピソードです。ある時、彼は列車に乗って旅行に出かけました。途中で車掌が客車に入って来て、切符のチェックを始めました。
ところがアインシュタインは切符をどこにしまったのか、すぐに出てきません。服のポケット、ズボンのポケット、みんな裏返しにして、カバンを開けて逆さまにして振るのですが出てきません。見かねた車掌がこう言いました「あなたはアインシュタイン博士ですよね。あなたのことはみんな良く知っています。有名人ですから。切符のことはもう結構です。あなたのような著名人が不正乗車なさるわけないですから」と言って次の車両に移ろうとして、もう一度見るとアインシュタインはまだ切符を捜していました。しかも今度は、列車の床にはいつくばって切符を捜している。せっかくの背広もくしゃくしゃです。
車掌は言いました。「博士、止めて下さい。もう結構です。私はあなたがアインシュタインだと知っています。切符のことはもう心配しないで下さい」。するとアインシュタインはこう言いました。「私は自分がアインシュタインだということは知っている。だが自分がどこで降りたらいいのか、忘れてしまったんだ。切符がなければ、私がどこに行くのか分からないのだ」。何と彼は自分の行き先を知らずに旅をしていたというわけです。
人生という旅の中で、ときおり立ち止まって行き先を確認したいものですね。