仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、午前中建設業許可申請のご相談を、午後は医療法人設立に関するご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
プロ野球日本ハムファイターズを二度のリーグ優勝に導き、惜しまれつつ帰国された名監督トレイ・ヒルマン氏の逸話です。
皆さんご存知のダルビッシュ投手が、かつて球団に無断でアル雑誌に自分の写真を載せたことがありました。大きな問題になりました。謝罪に来た彼に、ヒルマン監督はこう言ったそうです。謝罪に来た彼に、ヒルマン監督はこう言ったそうです。「神様は君に野球をするという能力を与え、非常に祝福しているんだよ。君は素晴らしいアスリートだ。その上、体格もよく、ルックスもいい。でも、君が雑誌のモデルに抜擢されたのは、君が野球選手だからだ。野球選手として成功しているということが、そのまま君の顔になるんだ。これからの人生を考えるときに、自分が何で成功しているかということを肝に銘じるべきだと思う。もし、日本ハムの顔として雑誌にヌード写真を載せるべきか考えれば、答えは明白だ。載せるべきではない。何を大事にするべきかをよく考えなくてはだめだ。それから、君は結婚して父親になるそうだね。それは素晴らしいことだ。これは個人的な意見だが、家族のためにならないことは決してやるなよ。家族を仕事以上に大切にしてやってほしい」。
私は、この記事を読みながら心が熱くなりました。彼のやった行為(doing)にではなく、彼の存在(being)に焦点をあてた指導だったからです。後にダルビッシュ投手のお父さんが、わざわざ「息子にしてくれたアドバイスに感謝している」と監督に言いに来られたそうです。人を育てる叱り方のお手本をここに見ることができますね。