仙台の行政書士より241125心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
日本でティーンエイジャーによる殺人事件が相次いだ時、「なぜ殺してはいけないか」という質問に、多くの教師が答えられないというショッキングな報道があった。
『十戒』は、前半が神と人間の関係を、後半が人間同士の関係を規定したものと言われている。人間関係における最初の戒めが「殺してはいけない」だ。逆の命令だったらどうだろう。「殺しなさい」。外出できない。生き延びても生きた心地がしないだろう。
この命令から、自殺も罪であると解釈する人がいる。罪とは神を悲しませる行為だ。命は天から与えられたものだから、自分の命といえども勝手に絶ってはいけないとする。
人の命も尊重する。自分の命も尊重する。
命は自分で作り出したものではない。天から与えられ、父母、祖父母、先祖から受け継いだかけがえのないものだ。
日本は自殺者が多い。1年で3万人を超える。1日約100人。痛ましい。
人も自分も殺さない社会を作っていきたい。
殺してはならない。 申命記5:17