仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、建設業許可申請、経営事項審査、公共工事競争入札参加申請それぞれのご相談をお受けいたします。
尚、夕方は「東北の中小企業に勇気とやる気」をテーマにするセミナーに出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
最近、よく「メタ認知」という言葉を耳にします。メタ(meta)とは英語で、「一つ高次元の」という意味の接頭語です。何か事が起こったときに、通常の認知ではなく、もう一段高いレベルから物事をとらえようとする能力のことを指します。
例えば、何か起きた事柄に対して頭に来て、誰かに怒鳴ってしまっている最中に、自分を客観視し、「あぁ、今すごく怒っているな」と自分をとらえることです。すなわち、自分自身をちょっとズームアウトして見ることのできることです。このような人は、「いったい何が問題なのか?」と、怒りから次のステップについて考えることができます。「キレやすい時代」と言いますが、このメタ認知こそ、現代人が最も必要としている能力の一つでは無いでしょうか。
そのためには、事が起きた時に十数え、少し出来事から距離を置き、その部分にだけとらわれるのではなく、全体からその部分を見ることです。日本語にも俯瞰(ふかん)という言葉があります。「高いところから見る」という意味です。物事を俯瞰(ふかん)する練習をしていきましょう。そのような稽古を、日々の生活の中で挑戦することです。必ず良き結果が生まれます。