仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。
尚、夕方はマイベストプロ宮城セミナーと交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある大工の棟梁とその弟子が、深い森の中を一緒に歩いていました。ある所まで来ると、そこに一本の巨大な節だらけの見事な樫の老木に、「この木はどうしてこんなに高く、大きく育ち、たくさんの節をつけた見事な老木になれたか分かるかね?」とたずねました。弟子は師匠をずっと見て答えました。「分かりません。なぜでしょうか」。そこで棟梁はこう答えました。「それはだな、これが役に立たない木だったからだ。もし、この木が役立つものだったら、とっくの昔に切り倒されて、机とかイスになっていたことだろう。しかし、何の役に立たなかったからこそ、お前がその木陰に座って憩うことのできる、これほどの高さの見事な木になれたのだ」。
社会も会社も役に立つ人材を求めます。しかし、その価値観にとらわれすぎると、いつも人の役に立っていないと自分の価値が下がるような錯覚に陥ります。それが続き、ハッと気づくと自分の内面がボロボロになってしまうことがあります。
あの老木のように、人の役に立つのか立たないのかと言うとらわれから解放されて生きるときに、結果的に人に真の憩いを与えることができるようになるのではないでしょうか。教えられますね。