初頭効果

　本日は、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
　尚、「オリーブの風」では心の障がい者の方の就労支援のご相談をお受けいたします。


　今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。


　ユダヤ人哲学者のマルティン・ブーバーは、「人生は出逢いで決まる」と名言を残しましたが、その出会いでとても大切な要素である第一印象は、なんと三秒で決まると言います。
　では、第一印象を決定づけるものは何でしょうか？実は一瞬見たときのその人の
外見や服装、さらには表情や言葉使いなのです。心理学者のアルバート・メラビアン博士によると、話しての印象を決めるのは「言葉以外の非言語的な要素で93％の印象が決まってしまう」と言っています。その内、「見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線」は55％です。かなり大きな割合だと思いませんか？
　一度インプットされた第一印象はそう簡単には変わることはありません。最初にインプットされた情報は、後から入ってくる情報よりもはるかに重要な働きをするのです。心理学者の世界では、これを「初頭効果（primacy effect）」と言います。つまり、第一印象が良いと高感度がアップしますが、後から高感度を挽回しようとすると、莫大な時間とエネルギーが必要になってきます。
　第一印象の持つ力を理解し大いに活用しましょう。そのためには、外見としての服装が清潔感にあふれ、自分にあったファションをし、ヘアースタイルにも心を使いたいものです。おしゃれをすることは、実は自分のためであると同時に、相手との良いコミュニケーションを生み出すためであり、結果的に相手への心遣いでもあるのです。