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悪いニュースほど早く伝える 誠意を持って謝る

菊地茂

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 今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。


 今日の企業経営では、情報公開(ディスクローズ)が重視される。良い情報を公表するのは簡単だが、重要なのは悪い知らせをいち早く公開すること。個人にもあてはまる。
 仕事で失敗した時や事故を起こした時、隠し続けることは不可能。それでもなかなか報告できない。だが先延ばしにすればするほど状況は悪くなる。立場はさらに悪くなる。
 社会的責任の大きな大企業になるほど、自社製品やサービスなどに関する悪い情報は、できるだけ早く公表しなければならない。1秒を争う。企業の信用と存続がかかっている。
 個人であれ、企業であれ、どうしたら悪い情報をすみやかに公開できるのだろう。
 誠意を持って謝罪したら許される、という確信があれば、できるはずだ。
 あなた自身が、謝罪を受け入れる人でなければ、その確信は持てない。
 聖書で許される条件は、「心から悔いて公に告白すること」とされている。逆にいえば、悔いて告白すればどんあ過ちも許される。アメリカが自国や大統領の過ちでも大胆に公表するのは、この原則に基づいている。告白すれば許される。告白しなければ許されない。



 自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義から私たちを清めてくださいます。  ヨハネの手紙一 1:9







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