仙台の行政書士より241125心のメッセージ
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
庭いじりの大好きなお父さんがいました。お父さんが庭で作業をしていると、小さな息子が「僕も手伝う!」と言って庭にやってきました。それで親子で始めたのですが、息子さんが荒っぽく、植える物や道具を扱うので、結局その後始末に時間がかかり、いつもの二倍の時間がかかってしまいました。
そしてすべてが終わった時に、その子はお母さんのことろに走って行って、誇らしげに「僕がみんなやったんだよ!」ち叫びました。しかしそのお父さんは、「ありがとう。お前のおかげで今日は夫お助かりだ」と言ったそうです。そのやりとりを見ていたそのお父さんの友人が、「いい子育てしてますね」と言ったところ、お父さんはこう言いました。「僕は息子と庭いじりをすることが何よりの楽しみなんだ」。「気持ちを汲んで、時間をかける」。人育ての原則です。効率が求められる時代、つい忘れがちなる原則でもあります。人育てにおいては、結果よりもプロセスが大切です。心したいものですね。