仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、永住許可申請と旅館業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
歴史好きの私にとって、ユダヤ人の存在は非常に関心があります。二千年近く自国がなく、20世紀にはヒトラーによる大迫害があり、何百万というユダヤ人が命を落としました。にもかかわらず、1948年、突然中東の地に自らの国イスラエル共和国を建国したのです。古今東西、このような民族はユダヤ人しかいません。その強さはいったいどこにあるのでしょう。
ある学者がこんなことを言っておられました。「ユダヤ人にとっての時間概念は、ボート漕ぎのようなものだ」。ボートを漕ぐ人はいつも後ろを見ています。後ろを見ながら、オールを漕ぐとボートは前に進みます。今から約3500年前、ユダヤ人の指導者モーセが何百万もの民を率いて紅海を渡るとき、神が奇跡を起こし、紅海を分け、海の底を通ってユダヤ人が脱出したという記事が旧約聖書にあります。ユダヤ人は、どんな困難の中にあっても、この過去の「紅海の奇跡」をいつも思い起こし、「また同じ奇跡が起こる」と信じて毎日を必死で生きてきました。結果、彼らは前進し続け、今のユダヤ人が存在するのです。
このボート漕ぎの時間概念は、私たちの人生にもいえることです。困難に出会う度に人生を振り返ることです。「あの時はこうやって乗り越えた」「もっと大変なときもあったけど、不思議に助けられたよな~」ということがきっとあるに違いありません。すると人生は確実に前に進みます。