仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
失敗して落ち込んでいる相手を励ますために有効な質問があります。『肯定質問』と『拡大質問』です。
『肯定質問』とは、文字通り肯定的な質問をすることです。「なぜできなかったのか?」ではなく、「どうすればできるのか?」という質問です。実は「なぜ、できなかったの?」という質問は、あまり意味を持ちません。相手はただ責められているだけとしか思いませんし、ますますやる気を失っていきます。「なぜ、できなかったの?」と「できなかった」という否定的な質問をすることで、相手は自ら打開策を考えることになります。
さらに、そこで『拡大質問』をすることをお勧めします。肯定質問によって、テストで赤点を取ってしまった息子が「次は、テストに備えてもう少し早くから準備しようと思う」と言ったとします。でもまだ漠然としています。ここで拡大質問をするのです。『「もう少し早く」って具体的にどれくらい早くから準備するの?』「そうだな、今回は三日前からとりかかったから間に合わなかったんだ。次は10日前から始めるよ」。さらにここで拡大質問。「なるほど、それはいい。で他に何ができるかな?」「そうだな~。俺、今回理科がいまいちだったから。理科を重点的にやってみるよ」。こんなやりとりができれば、着実に相手の可能性は広がっていきますね。