仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、NPO法人設立申請と福祉サービス事業所設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、渡辺裕子先生の言葉のご紹介です。
アメリカには『肩こり』という言葉がないそうです。それではアメリカ人は肩がこらないのかというと、むしろ日本人よりもこっているというデータが出ています。ところが『肩こり』という言葉と概念がないために実際には凝っていても、それを『肩こり』という感じでは自覚できないのです。とても興味深いことだと思います。
カウンセリング・クラスの生徒さんからこんな質問を受けました。「『依存心とか甘え』という言葉をよく聞くのですが、具体的にはどういうことですか?」。『肩こり』の話と同じで、依存心とか甘えという言葉の意味とか概念がないために「依存している」と自覚できないわけです。
それでは、依存心とは日常の中でどのような形で現れてくるものなのか。例えば、『肩こり』なら首筋が張ってくる。頭痛がするなどの症状があるように、依存し過ぎる場合、どのような症状になるのでしょうか。
まずは「不安」となって現れます。誰かをあてにし過ぎているとき、何かを拠り所にし過ぎているときに、私たちの不安感は大きくなります。
もし「不安で、心配でならない」症状が出ているようでしたらチェックしてみてください。そして、できるだけ「他人を当てにし過ぎないで生きよう」と心で宣言してみてください。自覚と宣言だけでも、不安が弱まるのを実感できるはずです。