仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、一般社団法人設立申請と宗教法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「石垣」は日本が誇る建造物の一つです。お城の石垣などを拝見するとその美しさに誰もが感動します。
比叡山延暦寺、安土城、大阪城、江戸城等の石垣を手がけ、石を積ませては鬼と言われた人間国宝の粟田万喜三氏の御子息の純司さんは、その技術を受けついでいます。
修業中、「最高の出来」と思ってお父さんに見せても、簡単に崩されてしまい、腹の立つやら、幾度も辞めたいと思ったそうです。しっかり研鑽を積み、万全を尽くしてもなかなか思うようにいかず悩み続けていた時、遂にお父さんが極意を教えてくれました。
石と会話をすること。最初は「そんなバカな」と思いましたが、石に語りかけると、何かコトンという音のような反応に耳を疑ったと言います。その都度「おまえはどこに行きたい?どんなふうに置いてもらいたい?」と会話を心がけ、やがてお父さんに勝るとも劣らない名人になられました。
石もかくあるならば、ましてや人間であればなおさらです。《傾聴》は、豊かな人間関係を生み出す基礎です。身近な人の話を聴きましょう。そしてその人の声にならな心の声も聴けるようになりたいものです。