仙台の行政書士より241125心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
おとぎ話ではよく女神や魔法使いがあらわれて「あなたの願い事を何でもかなえてあげよう」とささやく。よくばりな願い事をした者はたいていひどい目に遭い、正直な、あるいは機転のきいた願い事をした者が、ゆかいな経験をすることになっている。
聖書にもこんな話がある。紀元前1000年ごろ、イスラエル王国のソロモン王の夢枕に創造主が立ってこう語る。「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」夢の中なのであれこれ計算はできない。ソロモン王は率直にこう答えた。「どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、私に聞き分ける心をお与えください。」
神はこの応答に満足し、知恵だけでなく富と栄光も与えると約束、そのとおりになる。
あなたが望み願うものが自分のための財産や地位や成功でない時、神があなたの願い以上のことを与えてくれるという示唆がここにある。なんと素敵な。
今夜、あなたの夢枕に神が立って「あなたは何を望むか?」とたずねるかもしれない。
さて、なんと答えましょうか。
見よ、わたしはあなたの言葉に従って、今あなたに知恵に満ちた賢明な心を与える。あなたの先にも後にもあなたに並ぶ者はいない。わたしはまた、あなたの求めなかったもの、富と栄光も与える。生涯にわたってあなたと肩を並べうる王は一人もいない。列王記3:12-13