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現代人と「一元に生きる」

菊地茂

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 本日は、心の障がい者の就労について受け入れをご検討されておられる事業者様のご相談と成年後見についてのご相談をお受けいたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 現代は、弱いよりも強く、遅いよりも速く、暗いよりも明るい方がよいという二次元的な価値観に満ちています。確かに、このような生き方のゆえに、今日の繁栄、様々な進歩進展を見ました。しかし、その結果、地球は汚染され、「今、対策をうたないと」と世界中が躍起になっています。
 そのような今こそ、どのような状況でも、「小さくても大きくても、勝っても負けても大丈夫」という、TCSが提唱する理念である「一元に生きる」人生観を、ひとりびとりが生きるばかりでなく、それをまわりの人にお伝えしていきたいものです。
 自分と人を比べて、優越感と劣等感を行ったり来たりする生き方も現代人の特徴であり、二次元の生き方の弊害の一つです。二次に生きると、私たちはつい、自分の物差しで自分の首を絞めますが、「一元に生きる」人生観で物事を捕えようとチャレンジするときに、自分の相対的な思いから解放され、自分の思いをはるかに超えた豊かな世界に生きることができます。そこに一元の真髄があるのです。すなわち、比べることのできるdoing(行為)から比べることのできないbeing(存在)の世界にシフトを変えて生きるのです。



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