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失敗した時こそ

菊地茂

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 本日は、士業のためのM&Aセミナーに出席いたします。


 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 

 部下や子どもが失敗をしてしまったとき、つい上司や、親御さんたちは、「だから、ちゃんと注意してやれって、あれほど言っておいたのに、なんでやれなかったんだ」「なにこの点数、だから『ゲームばっかりしないで勉強しなさい』ってあれほど言っていたのに。お母さんだってこんな点数取ったことない」などと言ってしまいやすいものです。かつて自分が親や上司に言われたように、失敗した相手に対して、いわゆるダメ出しをしてしまうのです。これをし続けると、相手を委縮させ、相手の可能性の芽を摘んでしまうことになりかねません。ただでさえ、失敗をしてその時点で、相手は自分で自分を責めているわけで、さらに責められると、相手のやる気は格段に下がってしまうでしょう。
 失敗して、相手が落ち込んでいるようであれば、必要なのは、叱咤激励ではなく、共感とほめ言葉です。
 「イヤー、この手の失敗は俺も何度もやっててね。分かっているつもりなんだけど、やっちゃうんだよね~」。こんな一言もらえたら、部下は本当に地獄で仏を見た気持ちになるでしょう。
 子どもさんが赤点取ってきたら、「よく、このテストの答案用紙隠さないで、お母さんに見せてくれたわね。ありがとう」と、お母さんにほめられたら、確実に子どもさんはやる気になるでしょう。部下やわが子の可能性を伸ばしてあげたいのなら、「失敗したときこそ、共感とほめ言葉」を心したいものです。


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