仙台の行政書士より241125心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
休む=怠ける=良くないこと、という考えが日本では根強い。風邪で熱を出しても解熱剤を飲んで出社すべきと思いこんでいる人もいる。うつるから実は迷惑なのだけど。
そこへくると聖書の価値観は大きく違う。週7日のうち1日は、働いてはいけない日だ。
1週間が7日からなるのは、『創世記』1章の天地創造に由来している。1日目、神は「光あれ」と光を創った。そして空、大地、海、植物を創り、太陽、月、星を創り、魚と鳥を創り、動物と人間を創った。6日でその仕事を終え7日目に休んだ。これが1週間の始まり。
神がモーセを通して与えた十戒(10の決まり)の4番目が「週の7日目は仕事をしてはならない」だ。ユダヤ人がこれを守り、キリスト教徒がこれを引き継いだ(本来は土曜日だ)。
人間の設計者であり製造責任者である神は、人間の機能(ファンクション)を熟知している。
7日のうち1日を完全に休まないと、体や心が壊れ、機能に異常をきたすことを知っていた。個人としての人間だけでなく、家族の機能にも障害が起きてくる。
「いや私は大丈夫」と過信しないで!25年間大丈夫だった人も26年目に壊れてしまう。
安息日を心に留め。これを聖別せよ。六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。 出エジプト記20:8-10