仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、相続申請と医薬品販売業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
弟子が「なぜ志がある人とない人がいるのですか?」と尋ねた時、曹洞宗開祖、道元は「志のある人は、人間は必ず死ぬということを知っている。志のない人は、死ぬということを本当の意味で知らない」と答えました。
頭では死ぬことがわかっていても、人生に終わりがあることを、意識しない人、ぼんやりしている人、明快に意識できる人と、三種類に分かれるようです。
このコラムの読者のお一人が、「あと二年とガンの宣告を受けた時は、大変ショックでした。しかし、ゴールが明確に設定された時、すべきことをきちんとなし、いつお迎えが来ても良いと判断できました。人生のゴールを明快にされたことは大きな宝です」と言われました。不思議なことに、そう心定めた時から体調が回復し、「十年たってもまだこの通り元気です」とおっしゃったのには驚きました。死を意識することは、実は、今を輝いて生きるためのひとつの処方箋です。
「人生に必ず終わりあり」と自覚できるかどうか、あなたの人生にとって、大切な鍵です。志を明快にしましょう。