仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
将棋の米長九段は、自宅に若い棋士の卵たちを招いて将棋スクールを一時期しておられました。そこでは、将棋盤のまわりにみんなで座り、プロ棋士の一局を再現し、検討するのです。この手はどうか、この構想は……と。一局をこのように何時間もかけて共に学びきっていくわけです。
このようなことを続けているうちに、米長氏は、次第に、座る姿勢で若者たちの未来を的確に予測できるようになったと言います。姿勢が崩れて背中が丸くなり、あくびをかみ殺す若手と、どこまでもいつまでも背筋をピンと伸ばし、盤面に食い入るように視線を注ぎ続ける若手がいます。米長氏によると、将来伸びるのは、いつまでも背筋が伸びている若者たちだったそうです。同じ局面を見ていても、崩れない人たちは読み取る内容が深く、どのような状況においても決して退屈しないからです。
私たちが心の背筋をピンと伸ばしていくためには、「どんなことにも意味と価値がある」という思いを持つことです。こお思いがある人たちは、決して人生に退屈したりはしません。心の背筋をいつも伸ばしていきたいものです。