仙台の行政書士より241124心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
29歳で会社を辞めた私は、半年間オーストラリアで遊び、帰国してから就職先を探していた。ところがある日、突然「自分でビジネスをやろう」と思い立った。
企業が流行っていたわけでも前々から計画していたわけでもない。ビジネスのやり方は何も知らなかった。しかしその思いはとても強く、興奮して夜も眠れないほどだった。
会社経営の経験がある年上の男性に相談すると、聖書のこの言葉を引いてくれた。
「あなたがたの内に働きかけて、その願いを起こさせ、かつ現実に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである」(口語訳)
30歳の女の子は、ふつう自分でビジネスをやろとは思わない。それが突然思いついてそんないにわくわくしているなんて、それはきっと天から与えられたものだ。できるよ。やりなさい。と背中を押してくれた。
始めると、本当に右も左も分かっていないことを思い知った。何回も危機がありギブアップしそうになった。しかしまわりの助けとチャンスに恵まれて今日に至っている。
何かをやりたいという強い願いを持ったら、現実的に思えなくても、状況が理想的でなくても、足りないものがあっても、とにかく挑戦してみよう。その価値は十分にある。
あなたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。 フィリピの信徒への手紙2:13