仙台の行政書士より241124心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
人の役割が歯車にたとえられることがある。しかし歯車は偉大だ。様々な形や大きさがあり、固有の役割がある。小さな歯車ひとつがこわれたら、機械全体が動かなくなる。
聖書は、私たちひとりひとりは、体の一部であると教えている。
手には手にしかできないことがあり、足には足の役割があり、それがユニークな働きをする。そして全体が機能する。手だけで、足だけで、体からはなれて存在することはできない。自分が手なのか、足なのか、目なのか、耳なのかをわきまえて、自分の役割をしっかりと果たしたい。
これは単なる「協調性」とはちょっと違う。みんなががまんして和を保つのでない。
詩人の金子みすゞが詠ったように「みんなちがって、みんないい」
ひとりひとりが違うからこそ、初めて全体として機能する。違うってすばらしい。
自分が皆と違うことを、誇りに思おう。
人が皆と違い、あなたと違うことを尊重しよう。
体は、一つの部分ではなく、多くの部分から成っています。足が、「私は手ではないから、体の一部ではない」と言ったところで、体の一部でなくなるでしょうか。 コリントの信徒への手紙Ⅰ12:14~15