仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、宗教法人の設立と教会堂の建築を考えておられる方のご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
質問をされると、私たちは色々考えて答えようとします。漠然とした質問は漠然とした答えを引き出し、明解な質問は明解な答えを引き出します。
たとえば、「子どもさんたちと遊んでいますか?」という質問は、ちょっと漠然としています。これだと「ハイ」か「イイエ」としか答えられません。「週にどれくらい子どもさんと遊んでいますか?」の方が、「日曜日くらいでしょうか。遊べるのは・・」とか具体的な答えが返ってくる可能性が高まります。
ある講演会で、講師が聴衆の方々にこんな質問を投げかけました。「あと何年、あなたはお子さんと遊べるでしょうか?」。ある親御さんは、この質問にかなりドキッとしました。そんな質問をされなければ、考えもしない事だったからです。子どもが親と遊んでいる時間は、実は少ない。思春期に入ると、だいたい親より友達と遊ぶ方が多くなります。この親御さんは「あ~、そういえばうちの子も小学三年生、遊べるのもあと三、四年だ」と思って、子どもと精一杯遊ぼうと決心なさったそうです。
効果的な質問は、その答えを考えることによって、客観的に自分を見たり、時にはこの親御さんのように具体的な決断まで引き出したりもします。
最良の質問は、最良の答えを生み出します。まずは自分自身に対して様々な質問をすることから始めてみましょう。