仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、ビジネス実務法務講座の講師としてお話をさせていただきます。また、夕方は仙台国際センターで開催されます希望のコンサートに出席いたします。
今日は、渡辺裕子先生の言葉のご紹介です。
子どもをうまくしつけられなくて困っているというお母さんからの相談をよくいただきます。子どものためと思っているのにちっとも届かないという場合、その原因の一つとして考えられることは、腹立てながら伝えているということです。
怒りの感情がお母さんの頭の中では「考え」に変わっていて「こうするべきでしょ」「このくらい当然でしょ」という言い方になるのですが、子どもにはお母さんの怒りの感情だけが伝わっていきます。ですから言われれ言われるほど、してたまるかになっていくのです。上手な伝え方として以前にも「あなたメッセージ」と「私メッセージ」のことを伝えさせていただきましたが、それを実践された方から報告のお便りを頂きましたので紹介させていただきます。
「娘は今20才になっていますが、私とはほとんど口をきいてくれません。考えてみると子どもが小さいときから、いつもイライラしながらしつけをしてきました。なんでできないの!どうして黙っているの!と責め、とがめるあなたメッセージばっかり出してきました。腹立てないで伝える方法として、私メッセージを知り、まずは自分一人で練習してみました。『あなたの気持か聞きたい』『あなたの気持が聞きたい』と繰り返しているうちに自分の中から、イライラが消えて娘に本当に伝えたぁかったことってこれだったんだと知ることができました」。