仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、建設業許可申請戸産業廃棄物処理業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「させていただいている」と言うよりも、いつの間にか「してやっている」という思いで事に処している時があります。経験を積むと、つい上の人に対しては謙遜に振る舞えても、下の人には横柄になってしまうものです。
あなたが五階にいるとして、その五階は一階、二階、三階、四階と順に従って建てあげられていたわけです。五階にいることが当たり前になると「自分もかつて一階や二階にいたことがあった」事を忘れるものです。結果、一階や二階に今いる後輩たちに、「そんなことも分からないのか!」と上からものを言ってしまうことがあります。
そんな自分に気づいたら要注意です。助言をするにしても、かつては自分も彼らと同じ所にいたのだということを心して言うのとそうでないのでは伝わり方が全然違ってきます。
仮に自分の幾ばくかの努力で成功したとしても、その結果や今の自分のいる位置は、実は様々な方々のおかげで与えられたものなのです。「してやっている」のではなく、「させていただいている」。「自分がやった」のではなく「皆様のおかげ」で今の自分はある。その原点を忘れてはなりません。