仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、知的財産権と、心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
酒に酔った人に絡まれたりして、嫌な思いをした経験はありませんか。
お酒を飲むとすぐ酔って我を失う人がいます。「人、酒を飲み。酒、酒を飲み。酒、人を飲む」と言いますが、飲み過ぎはなかなかやっかいなものです。
しかし、これはお酒に限ったことではありません。もしかして人は、誰でも何かに酔って生きているのかもしれません。仕事に酔う、お金に酔う、趣味に酔う、異性に酔う…。誰にも「酔い癖」があるものです。何かに夢中になることは、だれでも経験することですが、その域を超えて「酔う」状態になると様々な問題が出てきます。
「酔う」とは「自分を見失う」状態です。そう考えると、世の中は「酔っ払いで満ちあふれている」と言っても過言ではありません。知識に酔い、権力に酔い、最終的に自国を誤った道に導く国家のリーダーも世界の至る所に存在します。
一番の問題は、『自分が酔っている』ということに気がつかないことです。車酔い、船酔いは別として、酔っているときは確かにきもちがいいものです。しかし、人生のどこかで酔いを醒まし、覚醒された人生を取り戻したいものです。