仙台の行政書士より241124心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
生ぬるいどっちつかずの態度は嫌われるし、人に迷惑をかけることが多い。
聖書の最後の巻『黙示録』はヨハネが見た幻を書き留めたものだ。そこに神からのラオデギヤ―現在のトルコ付近―の教会に宛てた手紙がある。手紙の中で神は「わたしはあなたの生ぬるい態度を嫌う」と語っている。
生ぬるいとは、ふつう熱心さや真剣さが足りないことだが、聖書のこの箇所では「自分は金持ちだ。豊かだ。必要なものは全部持っている」と物質的なことで満足し、そこで留まってしまった態度を指している。あなたたちは物質的に富んでいるが本当の豊かさを持っていない、物事の本質を見ていない、いちばん大切なものが欠けている、と忠告している。
生きていく上でお金は大切だ。生活し、仕事をし、楽しむのには様々な物が必要だ。でも私たちは、それらを手に入れるためだけに生きているのではない。
人は、もっと崇高なものを求めて生きる存在だ。
真理を求めることかもしれない。弱い他者を助けることかもしれない。
物質の段階でストップしないで、より高いところへ進んでいこう。
わたしはあなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく熱くもない。むしろ、冷たいか熱いか、どちらかであってほしい。熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている。 黙示録3:15~16