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声の限り叫ぼう あなたの細胞が生まれ変わる

菊地茂

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 今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。

 
 最後に叫んだのはいつ?何と叫んだ?
 遠く離れている恋人に「会いたいよー、会いたくてたまらないよーー」でもいい。
 米を送ってくれた田舎の親に「おかあさん、ありがとうーー」
 どうしようもない壁にぶつかって「いったいどうすればいいんだーー」
 憎たらしい奴を思い浮かべて「ばかやろうーー」
 生きていく自信を失って「誰か、助けて…」という叫びでもいい。
 今の思いを、声の限り叫んでみよう。
 職場やアパートの部屋ではむずかしいから山か海、トラックが行き来する大通りや電車の踏切りの前でもいい。力いっぱい叫ぶ。一回で足りなかったら何度も何度も叫ぶ。きっと涙が出てくる。不思議とすっと心が軽くなる。新しく生きる力が満ちてくる。
 イスラエル王国の二代目の王ダビデは、喜びも悲しみも苦しみも詩にして、それを神に叫んだ。神は必ずあなたの叫びを聞いてくださる、と彼はうたった。



 主は助けを求める人の叫びを聞き、苦難から常に彼らを助け出される。            詩編34:18

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