仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、国籍帰化許可申請のご相談をお受けいたします。午後は、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
ある女性がカウンセリングを受けに来ました。彼女は、自分に自信がなく、非常に能力もあり誠実なのに、「自分がダメなのだ」と信じて疑いません。親の話になると、親には少しも問題はない、立派な親であると言うのです。「私は小さい時に父親を亡くし、母は女手一つで私を育ててくれました。口癖は『おまえには本当に苦労した。お前を育てるのにどんなにお母さんが犠牲を払ったかしれない…』。」この言葉が、彼女の“自信のなさ”の原因であったことはいうまでもありません。
私たちがどれほど親の影響を受けて育っているかということを、多くの人は知りません。あまりにも当たり前のこととして受け止めてしまっているので、気がつかないのです。また、親の影響を受けている人ほど、親と自分が一体化しているからでしょう。
このメカニズムを彼女は非常な驚きを持って聞いていました。そして、強烈に否定し、受け入れようとはしませんでした。しかし、自分に自信がないのは母からのメッセージが原因であり、また母も同じメッセージを受けて育ったことを理解しました。すると彼女は安心し、心の痛みから解放されたのです。その後、素敵な男性と、結婚し、明るい家庭を築いておられます。