仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、相続に関するご相談をお受けいたします。午後は、精神障がい者の方の就労支援についてのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
講演が終わった後、その学校の教頭先生が私にこんな話をしてくださいました。「うちの学校は校長が素晴らしい人なんです。毎日校門の前に立ち全校生徒を出迎えるんです。四百数十名全員に。校長は、全校生徒全員の名簿が載っている特製のファイルを持っていて、その余白にはいつも『今日あの子はこんな感じだった。あんな感じだった』とメモをこまめに書いているようなんです。結果、校長先生一人で、ほぼ全員の状況を把握しているんです。私もいろんなところで教鞭をとってきましたが、こんな校長先生はみたことない。生徒がかわいくてたまらないのでしょうね。本当に問題の少ない学校です。毎日が穏やかに過ぎていきます」。
一緒に行った不登校児で今は多くの若者に関わっている青年がこう質問しました。「今不登校児はどれくらいいますか?」。教頭先生はニッコリ微笑んで「不登校児はゼロです」とおっしゃいました。
一人ひとりが大切にされていたら当然です。自分が大切にされ、覚えられていたら、だれでも学校へ行きたくなるだろうなと思いました。感心すると共に教えられました。元不登校児二人が、学校に行って心癒されて帰ってきました。