仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、私の母校であります東北学院大学で「行政書士」についての講演をさせていただきます。
また、夕方はNPO法人シャロームの会で運営しております精神障がい者の方のグループホーム「ハーモニー」の夕食会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある日、「エンプティー・チェアー」(空のイス)を使ってカウンセリングをしうていました。一通りお話を聞いた後で、私が立ち上がって、私の席にクライエントさんに座っていただき、二つの質問をしました。
①「今ここに座っているあなたは、10年後のあなたです。10年後のあなたから、今のあなた(空席を私が指指して)に何か言葉をかけてみて下さい」。
その時クライエントさんは、子育てで御苦労されているご婦人でしたが、「本当によくやっているね。もうそれ以上何もすること無いよ」と言われてハラハラと涙を流されました。
②そこで、さらに私はこう質問をしました。「今ここに座っておられるあなたは、天寿を全うしようとする直前のあなたです。そのあなたから、今のあなた(空席を私が指指して)に何か言葉をかけてみて下さい」。そのご婦人は、ハッとした表情になって「今が一番幸せな時なんだよ」とまた涙ぐみながらおっしゃいました。
自分自身の将来に不安を感じていたこのご婦人にとって、未来の自分からの言葉がけはとても心に響いたようです。自分が自分を励ます具体的な方法としてお勧めです。お試しあれ。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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