仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は、終日宮城県行政書士会の総会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
落語の世界のお話です。六代目三遊亭圓生(えんしょう)師匠は、戦後を代表する大名人です。その師匠が、「人生を確かに生きるコツは?」と問われた時、即座にこう答えられました。
「芸人は下手も、上手もなかりけり。行く先々の水に合わねば」
キャリアを積めば積むほど、当然自分の経験や癖、さらには人生観などを、表に出したくなるものです。けれども、その現場の空気を読みとり、そこにおられるお客様を慮ることこそがプロの仕事であり、人生の妙薬であると言われたのです。
特に、落語の場合は、話は決まっています。お客様も既にその話がどんなオチで終わっているのかもご存知です。すでに語るべきものがありつつも、心はしっかりとその日、その時のお客様の状況に合わせて語られたゆえに、人々は師匠の落語に感動したのです。圓生師匠が大名人と言われた所以です。
芸人でなくても、実り豊かに生きるコツは、日々「相手の立場に立つ」そして「答えは現場にある」という基本を心することです。見えなかった事が見えるようになり、人生の名人としてのあなたの歩みが、より確かなものになります。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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