治そうとするな、分かろうとせよ

　本日は午前中、宗教法人設立申請戸NPO法人設立申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。午後は、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。

　今日は、増田泰司先生の言葉のご紹介です。


　私は、うつ病の患者さんにサポーターとして対応している、家族やお友達の自助グループを運営しています。先日、恋人がうつ病だという方から、こんな感想をいただきました。
　『彼の落ち込みがひどく、顔も見てくれなく、話もできない状態で、私まで同じ病気になるんじゃないかと思いました。
　先生の言葉でハッとしたことがあります。「患者さんを治そうとしないで理解しようとしましょう」という言葉です。確かに治ってほしいという思いで入院をすすめたりしていましたが、今は彼のつらい気持ちを理解するよう努めています。
　そうすると私の口から出る言葉自体が優しいものに変化していることに自分でも気づきました。すると彼も楽になったのか、笑顔が出るようになり、もちろん私も気持が楽になりました。』
　そうは言っても、早く治したくなります。ついつい、「そんなこと言わないで」と、話を切りたくなります。「こうしたら？」とアドバイスしたくなります。でも、それを突き抜けて「治そうとするな、分かろうとせよ」の原則が腑に落ちるかどうか。それが良いサポーターになれるかどうかのカギです。









マイベストプロ宮城　人との関わりを大切にする法律のプロ　行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら！
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