仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、産業廃棄物処理業許可申請のご相談をお受けいたします。午後は、仙台国際センターで開催されます復興支援ライブに出席するとともに、心の障がい者への関わりのためのボランティアセミナーでお話をさせていただきます。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
子どもさんに問題があるとします。よくあるパターンは、「私の育て方が悪かったからこうなった」と親御さんが自分を責める。次に「夫が非協力的だったからよ」「おばあちゃんが甘やかしすぎたからよ」と共同責任者を捜す。原因探しは、やがて犯人捜しになり、人間関係がこじれ、問題解決に結びつかないばかりか、別問題まで生じさせたりします。
どうしてもこうなってしまうのは、「原因と結果」という因果関係のみで物事を見る固定観念に現代人はとらわれすぎているからだと思います。因果応報の考え方は、分かりやすいし説得力があります。しかし残念なのは、それ以外の視点を圧倒してしまう点です。そして、ひたすら問題の原因を捜し続け、原因を探し当てる前に、身も心も疲れ果てて、問題解決どころでなくなってしまう。
目的論的に問題を見る視点を、我々は訓練する必要があると思います。問題の原因ではなく問題の目的を探す。失敗の原因ではなく失敗の目的を探す。「何でこんな事件が起こったのだろうか?」ととうのではなく、「この問題にはどんな目的があるのだろう?この失敗を通して私は何を学べるだろう?」と自分に問うのです。
すると「この子どもの問題は、自分の本当の姿に気がつくために起こっているのだ」等の新しい発見があり、未来に繫がります。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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