仙台の行政書士より241124心のメッセージ
今日は、中村芳子さんの言葉のご紹介です。
南アフリカ共和国のマンデラ元大統領は、反アパルトヘイト活動をしたため1962年に投獄された。そして28年後の90年に釈放され、94年大統領に選出された。93年にはノーベル平和賞を受賞。30年近い牢獄生活でも希望を捨てず、夢を持ち続けた。
『創世記』にもこんな話がある。紀元前2000年頃のこと。11人兄弟の末っ子だったヨセフは父親から特別にかわいがられたため、妬んだ兄たちに売り飛ばされてしまう。奴隷としてエジプトに売られたヨセフは資産家の家で才を発揮するが、主人の妻を誘惑したという濡れ衣で牢に入れられる。しかし牢の中でもくさらず希望を捨てなかった。
約10年後、エジプト王が見た不思議な夢の意味を解き明かすために牢から呼び出される。以前、囚人の夢を解き明かしたことが王(ファラオ)に伝えられたのだ。王はヨセフの知恵の深さに感心し、王に次ぐ位の宰相に取り立てる。
やがてエジプトに食糧を買いに来た兄たちと再会するが、仕返しをせず誠意をつくす。
どん底の生活でもヨセフは神を信頼し、くさらず、希望を捨てず、人を恨まなかった。そして待った。すると決して開きそうに思えなかった扉が、ついに開いたのだ。
ファラオはヨセフに向かって、「見よ、わたしは今、お前をエジプト全国の上に立てる」と言い、印章のついた指輪を自分の指からはずしてヨセフの指にはめ、亜麻布の衣服を着せ、金の首飾りをヨセフの首にかけた。 創世記41:41~42
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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