親の心、子の心

　本日は午前中、国籍帰化許可と永住許可申請についてそれぞれご相談をお受けいたします。また、午後はカフェ・ギャラリー「太陽とオリーブ」でひきこもりについてのご相談をお受けいたします。
　尚、明日11：30よりカフェ・アート・レストラン「オリーブの風」がオープンいたしますので、最終の打合せにも出席いたします。


　今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。


　今年の秋の特別セミナー＆講演会に米沢へおいで下さる平木典子先生がこのようなことをおっしゃっていました。「わたし自身の体験をお話しましょう。わたしの母はとてもきちょうめんな人で、『ものごとをきちんとする』と言うことをとても大切にしていました。母の口から出る言葉は、『こうすべきです』『これをしてはいけません』というものが多く、めったにほめない人でした。
　がんばっても、結果が母の理想に届かなければ、ダメ。まあまあ良いところまで言ったような場合でも『もっと』を要求されました。・・・私の心の中には、『もっとちゃんとできるはずだ』『もっとがんばらなければ』という気持ちが強く、できて当たり前、いつも不十分といった状態でした」。「親の心子知らず」と言いますが、カウンセリングの中で、「子の心親知らず」という現象によく出会います。
　平木先生のお母さんは、良かれと思い正論でもって典子ちゃんに関わったわけですが、このように正論は時に我が子を追い詰めることがあります。特に心傷んでいる人には、正論が通じないどころか毒になることさえあります。相手の心を知る世界は本当に深いものです。「相手の立場に立つ」。この基本に立ち帰りながら私は日々歩みたいと思っています。






マイベストプロ宮城　人との関わりを大切にする法律のプロ　行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら！
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