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怒ってもいい、でも翌日まで持ち越さない

菊地茂

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 本日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。


 神の性質の特徴は忍耐強いとされるが、人々の悪い行いに何度も何度も怒っている。
 単なる怒りではなく「怒りを燃やした」とあるからかなり激しい。
 イエスは柔和な人として知られているが、激怒した場面がある。
 祈りの場であるべき神殿で商売が行われているのを見て、「神殿は祈りの家と呼ばれるべきであると聖書に書いてあるのに、あなたたちは強盗の巣にしてしまった」と商売の台や椅子をひっくり返し、商売人を追い出した。
 正当な怒りは悪くない。正義を貫くのに不可欠な時もある。
 しかし、怒りを翌日に持ち越すことは諌められている。それは悪魔にすきを与えることになるという。
 怒りを抱き続けると、心も体も疲れて病気になってしまう。
 夕食の前には怒りを手放す。相手を許す。
 これは自分の心の平和のため、健康のために大切なことだ。




 怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。悪魔にすきを与えてはなりません。  エフェソ信徒への手紙4:26






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