仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と宅建業免許申請に関わるそれぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援についてのご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「『うつ』の人にどうかかわればいいか教えて下さい」とご質問を受けました。
「うつ」の方に対し、「がんばりなさい」という言葉は禁句であるということは、十二分にお分かりだと思います。そもそも「もっとがんばれ!」の内なる「駆り立てメッセージ」が「うつ」の人を苦しめている原因の一つだからです。しかし、だからといって逆に「そんなにがんばらなくてもいいから。がんばるとまた『うつ』がひどくなるから。寝てるだけでいい」と安易に言うことも考えものです。
かかわる家族としては、相手のことも慮って言っているのですが、当事者は「あなたは、存在しなくていい…」という「存在否定」のメッセージに聞こえてしまうことがあります。それは、あなたが「うつ」の人にかかわることになったら、どのような言葉をおかけになりますか?
「今まで、よくここまでがんばってこられましたね」というねぎらいの言葉に、多くの「うつ」で苦しんでおられる方々が涙されます。「がんばれ」でもなく「がんばるな」でもなく、「よくがんばってきましたね」。その言葉に、相手は「あぁ、この人は分かってくれている」と体感、実感するものです。もちろんこれは一例ですが、自分自身「うつ」の人にかかわられていただくときの心構えにしております。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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