仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、風俗営業申請と建設業許可申請についてそれぞれご相談をお受けいたしました。
午後は、NPO法人シャロームの会で運営しております「松島いやしの家」でメンバーと会員の方々の交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある方がテレビでこんな事を言っていました。その方は、フィギュア・スケートが大好きで、よくテレビ観戦をしていたそうです。
ところが、応援している選手が転んだりするのがだんだん辛くなってきて、見ることがでなくなったそうです。そこまでは、何となく分かるような気がしました。ところが、続けてその方がこう言ったのです。「『もしかして、今自分がテレビで見ていたからあの選手転んだのかな?』て思ってしまうんです」。私は思わず「典型的な個人化だ~!」と専門用語を口走っていました。自分がテレビを見ていることと、その選手が転んだことは何の関係もありません。もちろん、その方は冗談で言っていたので、私はホッと胸をなでおろしましたが、もし本当にそう思っていたとしたら、深刻な「うつ」を招く可能性があります。
このような物事のとらえ方を、認知療法という心理療法では、「個人化」と言います。罪の意識のもとになる考え方です。よくない出来事が起こると、理由もなく「すべて自分のせい。自分が悪いからこうなったんだ」と思いこんでしまうのが心の癖です。
必要がないのに「すみません」、自分が悪くないのに「すみません」、人の分まで「すみません」と過剰に言っている自分に気づいたら、「本当に自分が悪いのだろうか?」と自分に問いかけてみることをお勧めします。個人化の罠から解放されます。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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