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知識、認識、見識

菊地茂

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 本日は、NPO法人シャロームの会で運営しております心の障がい者の就労支援施設「太陽とオリーブ」で第7回オリーブさろんを、ブータン王国出身のブブさんをゲストに迎え開催いたします。


 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。


 「知る」と一言で言いますが、知るにも様々な段階があります。ギリシャ語でも「知る」には二種あり「ギノスコー」と「オイダ」という言葉が代表的です。前者は、コツコツと知識を積み重ねていく知り方。後者は直感的に物事の本質を捉える知り方を言います。日本語の「知る」にもいくつかの段階があります。
 まずは知識。これは事柄について知っていることです。与えられた情報の受け売りではなく、自分のものにしていく知り方です。情報を知識に変えていきたいものです。
 次に認識。事柄について知っていると共に、事柄の本質を理解し、自分なりに意味づけ、価値づけができる知り方です。「そもそも…」「つまり…」といった言葉を何度も自分の知っている知識に対して問いかけていくと認識力が育ちます。
 そして最後は見識です。知識や認識の力が育っていくに従って、あなたの見識力が育っていきます。これは事柄について、確固たる鑑識眼を持ち、その軸が決してブレることのない知り方です。パッと見て事の本質を見抜く人がおられますが、それは見識がある人と言っていいでしょう。情報化社会と言われて久しい昨今だからこそ、見識レベルで物事を知る力がより一層問われている時代です。







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http://mbp-japan.com/miyagi/shalom/

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