仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請についてのご相談をお受けいたします。また午後は、産業廃棄物処分業許可申請についてご相談をお受けいたします。
今日は、西村繁夫先生の言葉のご紹介です。
先月、芹沢俊介先生の「今、若者の心に何が起きているのか?」という講演を聞きました。その中で、先生は、現在の日本の多くの家庭が「教育家族」化しているという指摘をされました。「教育家族」とは、結論的に言いますと、親がすべて学校のテストの点数で子供の評価を行うという家族のことです。学校の成績で子供の「人格」のすべてが決められるというのです。「私を他の人と比較しないでほしい。そしてテストの点で私の存在価値を決めないでほしい」、「私を殺さないで」、ある少女たちの悲痛な叫びです。このような状況の中で、日本の多くの子供たちが、追い詰められ、問題を起こして行くということでした。
家庭とは、家族とは何でしょうか?社会は主に経済効率や競争原理で動いています。また、多くの学校は、受験競争一本になっています。しかし、家庭の中までがそのようになっているとしたら、私たちも子供たちも休む場所がありません。社会や学校からの避難場所は家庭にしかありません。
家庭が、ありのままで、何でも話せる、憩うことのできる場であれば、私たちは、悩みを打ち明け、喜びを分かち合い、エネルギーを取り戻し、また元気に学校や会社に出て行くことができるでしょう。皆さんのご家庭のように、子供たち一人ひとりの良さが認められる暖かい家庭であって欲しいと思います。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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