仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、宅建業許可申請と、風俗営業許可申請のご相談をそれぞれお受けいたします。また午後は、NPO法人シャロームの会で開催されます親の会及びボランティアの会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
いさぎよく謝ることは、相手の存在を承認することになります。これは上級かつ強力な承認力の一つです。
特にカウンセリング場面では、感情転移が起こり、クライエントさんが幼い頃に親にぶつけられなかった怒りに代表される陰性の感情をカウンセラーにぶつけてこられることがあります。カウンセラーといえども人間ですから、未熟な私などはつい引き出されそうになります。これを対抗感情転移と言ったりします。
「頭を下げて、絶対に上げちゃだめだよ」とアドバイスをいただきました。でも、下げた頭がムクムクと上がりそうになる自分がいます。「いくら何でもそりゃないでしょう!」「もういい加減にして!」「こちらが下手に出ればいい気になって…お前な~!」。様々なうごめきが心の中心を駆け巡ります。でも、ここが勝負所です。よく田中先生が「自分の我にどれくらい砕かれているかがカウンセラーの実力」とご指導くださいますが、謝るときほど、自分の「我」を意識するときはありません。
上がりそうになる頭は、自分の我がどれくらいの大きさなのか教えてくれるバロメーターです。つらいけれど、謝り切った時、目の前にいる人が、別人になって晴れやかなお顔をなされる時があります。それは、クライエントさんにとっても私にとっても再生の時です。いさぎよく謝ると思わぬ展開が待っています。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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