仙台の行政書士より241124心のメッセージ
今日は、中村芳子先生の言葉のご紹介です。
日本は、世界でもっとも自由な国のひとつだ。言論の自由があり、職業選択の自由がある。好きなところに住み、好きな人と結婚できる。子どもを産んでも産まなくても自由。
それなのに「本当に自由だ」と感じられないことがある。いろんなことに制約されて身動きがとれない。やりたいことがやれない。生きたいように生きられない。
旧約聖書で、エジプトで400年の間奴隷だったイスラエル民族は、モーセに導かれてエジプトを脱出(エクソダス)し念願の自由を手に入れる。紅海の水が左右に分かれたところを、何十万人もの人々が歩いて渡るシーンは圧巻だ。ところがその後、水や食べ物の不足という実際的な問題に直面するや、多くの人が「ああ、エジプトに戻りたい」と不満を洩らす。数百年を経てやっと手にいれた自由なのに、衣食住が保障された奴隷生活のほうが魅力的だったのだ。
自由が手に入らないのは、組織や制度からの「保障」を求めているからかもしれない。
自由は「保障」とは対極にある。自由に選んだ結果、決断した結果、行動した結果を、良いことも悪いことも自分で引き受けることが求められる。
本当に自由になりたいなら、責任をとる覚悟を決める。
「真理はあなたたちを自由にする」 ヨハネによる福音書8:32
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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