仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けし、午後は、入管法在留特別許可申請に関するご相談をお受けいたします。
尚、本日シャローム行士書士事務所では法人設立等に関する無料相談会を開催しておりますので、皆様お気軽にご相談下さい。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
日本のカウンセリングに最も影響を与えた心理学者として、カール・ロジャースが挙げられます。彼はそれまでお説教であり、説得であった日本の相談の概念を180度転換させました。
ロジャースは、来談者中心療法を創設し、TCSもこの流れに源をおいていますが、彼がこの考え方を提唱するに至ったのは、ある多動症の子供を持つ母親とのカウンセリングのつまづきがきっかけでした。
彼はこの母親に対して、指示的に「こうしなさい、ああしなさい、こうすればいいでしょう」とアドバイスを行っていました。ところが、どうも効果がないことに気づき、「このカウンセリングはあまり効果がないように思う」と正直にその母親に告げたのです。すると母親も、「私もそう思う」とお、二人はカウンセリングをやめることに同意しました。
ところが、お礼を言って帰りかけた母親が相談室の部屋を出ようとしたとき、ふいに「ここでは大人のカウンセリングはしないのですか?」と尋ねられました。「実は子どものことよりも私のことが話したい」と言い、自分の幼いころからの生育史や現在の夫婦関係など、自分の悩みや問題を訴え始め、「それが子どもに影響しているのではないかとうすうす感じていた」と言ったそうです。
ロジャースは、カウンセラーが考えているよりもずっと深い問題をクライエントは知っていたことに気づいたのです。そして母親が自分の問題を解決していくに従って子どもも落ち着いていきました。
「幸せは自分持ち」と覚えていきたいものです。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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