仙台の行政書士より241122心のメッセージ
本日は、午前中建設業許可に関するご相談をお受けいたしました。午後は、発達障がいの方の就労支援についてのご相談をお受けいたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
今秋米沢においで下さる芹沢俊介先生の御著書『引きこもるという情熱』(雲母書房)の中に、引きこもりをめぐる周りの方への参考として、ロバート・レッドフォード主演・監督『モンタナの風に抱かれてという映画が紹介されています。この映画は、落馬事故により、精神的にも身体的にもダメージを負った一人の少女と事故のショックから極度の人間不信に陥り、まさに引きこもり状態になった傷ついた馬との関係の回復を描いたものです。
芹沢先生は、この映画を通して、ロバート・レッドフォード扮する、傷ついた馬を癒すことのできるトムが、この馬はいつ頃回復できるかという問いに「それは馬が決めることだ」と答えている点に引きこもり現象を理解する大切な点が示されていると述べておられます。
引きこもりまでいかなくても、私たちは、慌しい日常生活の只中なら離れ、自分を取り戻したいと思われる時はないでしょうか。
自分の存在が脅かされず、安心していられる場所が私たちには必要なのです。そして、そういう場所と集団との間を自由に行き来できればいいのですが、引きこもり者はそれがスムーズにできないから苦しいのです。
その苦しい思いをわかってもらい、自分の現在をじっと見守ってくれる人が彼らには必要なのです。
老若男女を問わず、人は皆、自分のそのままを受け入れてもらうことを通して、あるがままの自分からあるべき方向へと向かっていくものです。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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