仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、午前中国籍帰化許可のご相談をお受けし、午後は精神障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉をご紹介いたします。
「お母さん、おこづかい上げてくれないと私グレちゃうからね!」という娘からの売り言葉に対して、お母さんが「あんた、おこづかい上げないくらいでグレるんだったら、私はボケてやるよ!」と買ってしまいました。結果、「お母さんゴメン」と娘が謝ったそうです。見事な、売り言葉に買い言葉です。これが毎日続けば親子関係そのものが崩壊してしまいます。
普通、売り手が売りたいものを、買い手が買えば、売り手は満足するはずです。しかし、「売り言葉に買い言葉」の場合には、いくら買ってあげても、相手は満足しません。それどころかケンカになる。不思議です。買ってあげたのに相手は不満足。どういう事でしょうか?
相手の売り言葉の背景には、その人が買ってほしい別のニーズがあるということではなでしょうか?売り言葉を買わないでいると、その相手の本当のニーズが分かってきます。そのニーズを満たして差し上げると、ひと味もふた味も違ったいのち通い合う人間関係がそこには生まれて行きます。売り言葉は買わない。売り言葉の背後の、相手の本音のメッセージを見極めたいものです。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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